伊勢神宮の内宮には踏んではいけない石があるんだ。
と、子供の頃聞かされた覚えがあるんですが、お正月の人混みの中でそんなことを言われても、
足元さえ見えないんだからどれがその石なのか分からず、
知らず知らずに踏んでやしないか子供心に心配になったことを覚えています。
なんとなくうろ覚えで聞いた話では、
大昔、伊勢神宮が出来た頃、隕石が落ちてきて
その石が今でも残っててそれが踏んじゃあいけない石なんだ。とか、
石が割れて「天」の字になっているから、神様の直ぐ目の前で天を足で踏むなんてもっての外だ!とか、
いろいろな噂は聞くんですけど、見たことないし、本当にあるのかどうかも知らなかったんですけど、
調べてみたらどうやらほんとうにあるらしい事が判明しました。
といっても、いつも普通にお賽銭あげに行く正宮の階段ではないらしくて、
僕が子供の頃には踏んではいけない石は踏んでいないことが判明。
それじゃあ、見たことがないのも納得です。
どうやら踏んではいけない石の階段は、「荒祭宮」って社の階段にあるらしく、
階段の真ん中にあるのですが、真ん中は神様が通る場所だから、
参拝客は端っこ通りなさいよ、ってことらしいんですね。
神様への礼儀のトラップです・・・
まあ、踏んでどうなるわけでもないでしょうし、知らずに踏んづけてる人もいっぱいいるでしょうけどwww
あと、
伊勢神宮でデートしたカップルは別れる
という、まことしやかな言い伝えがあります。
僕がこどもの頃よく耳にしたのは、伊勢神宮に参拝する時、
鳥居をくぐったあとも男女が手を繋いでいると、
伊勢神宮に祀られている神様である「天照大御神」が女の神様であることから、
仲のいいカップルにやきもちを焼いて別れさせるんだ。という話です。
まあ、天照は弟が会いに来ようとしたのを攻めてくると勘違いしたり、
その弟が乱暴を働くと洞窟の中に隠れてしまったりと、
神様なのに割とエキセントリックな性格みたいですから、
神聖だと云われるようなところでイチャイチャしてる馬鹿ップルなんて、
じゃんじゃん別れさせるくらいは屁とも思ってないでしょうけどねwww
沼正三のマゾヒスティック小説、「家畜人ヤプー」では、
天照大御神はタイムマシンで現れたヤプーの皮を被った白人女性を、
あまりの神々しさに女神だと勘違いした、って事になってますが、
それはまた違った宇宙のお話ですね・・・
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